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地味に甘い君

第39章 【番外編】財前の仕事…?


「ただいま……」


「おかえり――――お疲れ様」



やっと帰ってこれた…


新幹線であっという間だと思っていたが…帰りたいと思いながらの帰宅はなんと長いこと――――…



私は鞄とお土産を卓郎に渡すとため息と共にソファに崩れ落ちた!


「相当疲れたみたいだね?…で、どうだった?東北の自然を満喫できたかい?」



「満喫って――――…自然しかないからね…満喫したと言うなら…満喫したね…

その紙袋…卓郎にお土産――――…そっちは…純弥様のお土産」



卓郎は紙袋を覗き「お、漬物?渋いですねぇ~」と、漬物のお土産を嬉しそうに眺めていた。


「それにしても、もっと時間がかかるかと思ってた――――…ゴタゴタの後処理って…もたつくのが関の山じゃないか?」





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