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――――次の日…


純弥様にヤマト様の件を報告すると、笑顔で「お疲れ様」と、言われた。


そして、養子縁組の書類をあっという間に準備し…


尚宏様に報告をした。



相変わらず…仕事は早い…


ドMじゃなかったら――――尊敬もしますのに…



「これでヤマト君を解放してやれる…しかも――――爆弾まで引き当てるとは…流石、財前！

義理母の弱みを握ってる限り――――…ヤマト君は安心だろう。


今後――――金の件や世間体の件で連絡を取ってくるとも限らないから…目を光らせておくように…


それに、東北の会社は会長の趣味でやってるから…そこは会長に任せよう……

外資系の企業に売るもよし、大手の下請けにするもよし――――…あの毒親が苦労すればいいだけの話だから…他の社員を巻き沿いにはしないだろ？地味な嫌がらせをするくらいだな…きっと…

尚宏やヤマト君の不利益にはならないように――――面白い処分を下すだろう…」




――――結構…えげつないことを…しそうだが…


後は、会長に任せよう…



それに関しては……



私の仕事の範囲外だ――――…って…



このゴタゴタ――――私には全く関係のない事なのですが…



これは…執事の仕事では――――…ない！




【完】