地味に甘い君
第6章 新しいバイトとは?
「で、コネ使うみたいで申し訳無いんだけど…いいバイトがあるんだけど…」
「え!///マジで!?」
俺は赤羽の言葉に身を乗り出した!
「僕のマンションの管理人――――…なんだけど…どうかな?」
「はあ?管理人?」
赤羽が持ってきたバイトは俺をキョトンとさせた
「詳しいことは、この書類に書いてあるけど…」
俺はテーブルに広げられた書類に目を通す
・建物管理と清掃(週3回)
※週3回清掃会社の入らない日の見回りと点検
・管理室での入居者対応
・建物備品の点検交換
・周辺近隣への対応
「時間と給料は次のページに――――ってヤマト君見るの速い」
いやいや!一番大事だろそこは!
一通り軽く目を通したら次のページの給料形態を確認した俺は目を丸くした!
「――――マジで?こんなに…?そこにいるだけで…こんなにもらえんの?」
「従兄弟の会社の物件だから融通を聞かせてもらったんだ。オートセキュリティシステムを導入するまでの管理人の仕事なんだって…どうかな?」