地味に甘い君
第41章 【番外編】社長は陣ヶ岡さん!
バケモンがギャーギャーうるさいが、俺はヘロヘロの最知を連れて家に帰ることにした!
「///え――――…ママしゃん~!またくるねぇ~!」
「や~~ん!ぼくちゃ~~~~ん!いつか…公開イチャイチャ…してねぇ~!」
気持ち悪い体を揺らしながらバケモンは俺たちを見送る!
しかも、こ~なると最知は…手強いのだ!
「///じんがおか…しゃん…抱っこ~!」
「無理――――…ほら、タクシーに乗るぞ!」
ヨロヨロの最知に肩を貸し…タクシーを拾う!
「///タクシー…ですかぁ?」
「そうだよ、家に帰るぞ?ほら、乗れ――――…」
停まったタクシーに乗り込み…俺と最知は家を目指す。
しかし、最知は少し不満だったのか――――…頬を膨らませて…俺を睨む…
…ま~…その睨み方が…似合ってなくてこれまた可愛いんだが…
多分、それを今言ったら――――…コイツは怒る…