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地味に甘い君

第42章 【番外編】同棲はじめました!


「しかし――――…これ…良いベッドだろ?高そうだなぁ」



「あ~…これ純弥さんからのプレゼント!“睡眠は大事だぞぉ~”って、なんか良いのくれた!引っ越し祝い?ってのも兼ねてるみたいだよ?」



ヤマト君はベッドのスプリングを確かめるように少し体をバウンドさせる。


「――――うゎ…怖くて金額聞きたくない…」


「そうだね――――…純弥さん…ベッドにはこだわりそうだから!ニューヨークにいたときは…プレイのためにわざわざベッド代えてたからねぇ~」



「は?プレイ…のため?純弥さん…どんなプレイすんだよ……って、詳しく話すなよ?知人の性事情なんか聞きたくない!って、ライカさんに申し訳ない!」



僕はヤマト君のストップに純弥さんのコアな性癖暴露を断念した。


「――――…まっ、高いだろうけど…僕たちに合ったベッドだと思うよ?」



もちろん、純弥さんからはどんなベッドが欲しいか事前に聞かれている!


ヤマト君と一緒に寝てもセックスしても快適なベッドを頼んだのは…黙っておこう。


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