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地味に甘い君

第6章 新しいバイトとは?


「誠実ねぇ…何か心境の変化でも有りましたか?ん?赤羽君?」



俺は問題集に目を通すとハッとしたのか赤羽がスマホから手を放した…


「///や、いや――――…別に…何の心境もないよ?マジで」



――――…うゎ…分かりやすいなぁ…


赤羽顔真っ赤じゃん…



「――――ま、俺には関係ないことか?」


気になったけど…


所詮…地味大学生の俺には


リア充の金持ち学生の気持ちや思考は分からない…


グイグイ聞いてウザがられるのは嫌だ――――…



「――――あ~…なんか傷付いたんですけど…」



「え?///はい?」



少し低めの声が俺の後頭部に注がれる…



上目使いでテキストから不機嫌そうな赤羽に目をやると…腕組みで仁王立ちの赤羽が頬を膨らませていた


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