地味に甘い君
第44章 【番外編】ようこそ赤羽家へ!
もちろん、お姉さんの紗帆さんは前見たときも驚くほどの美人さんだったが…今日は旦那様の隣でさらに美しさを際立たせていた!
時々…夫婦でイチャイチャ…と…なんともムーディーな二人である。
旦那様の岳さんに至っては…赤羽家の血は入っていないとはいえ…100人中100人が「イケメンだ!」と、言うほどの美形の持ち主である!
「やだ、ヤマト君ったら緊張してるの?受ける~!」
俺を事前に知っている紗帆さんは俺の動揺する姿を見て笑う。
「あ――――…赤羽!どういうこと!?」
「「「はい?」」」
「ぷ――――!?ヤマト君!ここにいるの全員“赤羽”だよ!?」
「ハッ!そうだった――――!」