地味に甘い君
第44章 【番外編】ようこそ赤羽家へ!
「///フフフ、ヤマト君、可愛いわね///そう思わない?亜蓮?」
「そうですね」
――――あ…笑われてしまった!
しかし、ほんわかママさんに…自分の妻に敬語のパパさん!?
「あ――――…これは…どういう…ことなのか説明してくれないか?尚宏さん?」
「///“尚宏さん”だって――――なんか新鮮で感動しちゃう!ヤマト君、いつものように“尚宏”って呼び捨てでいいよ?」
俺たちの付き合いも長く…同棲してかれこれ3年がたとうとしていた…
徐々に名前呼びに移行しようとしている最中だが…
いまだに名前呼びを忘れ“赤羽”と、言ってしまう…
「ちょうど、純弥さんとこの蕾茅(らいち)君の七五三のお祝いしに、長期休みを利用して遊びに来てたんだ!僕の家族!」
「あ――――…そういえば…蕾茅君…七五三だったね……俺も祝ってあげたかった!」
「お!?純弥さん喜ぶよ?」