地味に甘い君
第45章 【番外編】やっぱり起きない…
あの華奢な体の何処にエネルギーをためているのか不思議だ…
「これじゃぁ!ダメだ!僕が作ってやろうじゃないか!」
2日もお世話になっているんだ!恩返しはしないと!!
その後、僕は近くのスーパーに行き食材を買い!少し遠回りをして自分のアパートの様子も見に言ったが…
アパートに入る前のポストに押し込まれ入っていた手紙が気持ち悪くて――――…走ってに逃げた。
――――ヤバいっ気持ち悪い!ったく誰だろ…
心当たりはあるが…
ぶっちゃけ面倒くさかった――――…自分の事なのに、まるで他人事…
考えるだけエネルギーの無駄な気がして…適当にしていたら…知らぬまにあんな状態に…
ストーカーってほっとくとエスカレートするんだ…知らなかった。
なら、いつも一緒にいる友達に助けてもらえばいいのだが…
下心が見える――――…
お世辞が来る――――…
見返りを要求してくる――――…
と、“友達”ではない気がしてくるのだから…頼りたくない。
しかも、顔すらまともに覚えていない、名前だってあやふやだ…
もはや僕にとっては“友達”ではない気がする。