子宮は淫らな精子の女王
第17章 【7月7日午後11時34分】
分娩台に乗せられたミヤコは
きれいだった
だれもが、きれいだと
僕は思う
全員が裸の上に簡易ローブを着ていて
準備は万全だった
トモカに絞られたコンドームは
女子全員に渡っていて
その手に握られている
ミヤコの希望で全身麻酔がすでに行われていて
あとは彼女の中に埋まっているそれを取り出すだけだった
裸で
大股を開いて眠りにつく
ミヤコ
それを全員で取り囲むという
異様な風景
いつも、この堕胎風景は
異様だった
「じゃあ、始めるわね」
ジュナ先生が号令をかける
膣鏡でミヤコの膣を割いて広げると
精液がこぼれ出て床に垂れる
子宮内部のエコーを見ながら
ジュナ先生が膣の中に器具を設置していく
「みて、トモカちゃん
赤ちゃんはまだ生きてるの」
エコーの中で
とくん、とくんと小さな心臓が動いているのがわかる
大きなはさみをジュナ先生が挿入して
片方をトモカが持った
ジョキン
と音がした
きれいだった
だれもが、きれいだと
僕は思う
全員が裸の上に簡易ローブを着ていて
準備は万全だった
トモカに絞られたコンドームは
女子全員に渡っていて
その手に握られている
ミヤコの希望で全身麻酔がすでに行われていて
あとは彼女の中に埋まっているそれを取り出すだけだった
裸で
大股を開いて眠りにつく
ミヤコ
それを全員で取り囲むという
異様な風景
いつも、この堕胎風景は
異様だった
「じゃあ、始めるわね」
ジュナ先生が号令をかける
膣鏡でミヤコの膣を割いて広げると
精液がこぼれ出て床に垂れる
子宮内部のエコーを見ながら
ジュナ先生が膣の中に器具を設置していく
「みて、トモカちゃん
赤ちゃんはまだ生きてるの」
エコーの中で
とくん、とくんと小さな心臓が動いているのがわかる
大きなはさみをジュナ先生が挿入して
片方をトモカが持った
ジョキン
と音がした