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結ばれた 糸

第4章 〜4〜桃


なんだかんだ言って昨日

金谷の奴
ちゃんと掃除してくれた。

私は、渡り廊下を歩いてお弁当を持ちながらそんな事を思っていた。

「桃ぉ〜昨日なんもなかったの?」
「…うん」

危なかったけど。

彼女は、水島 那奈 。
キレイと言う言葉がふさわしい
女の子。私の 親友

「桃に手出さないなんて…ハァ-」

とため息をつきむずかしい顔
をしはじめる。

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