
ドSメイドは基本普通の子
第1章 憧れと現実
なんと!こんな可愛い衣装が毎回無料で着られるなんて――――…なんていい職場…
私は渡された衣装を広げ目を輝かせた!
「すみません…そう言えば…自己紹介まだでしたね――――…私はここの店長で早島 大河(ハヤシマタイガ)と言います」
「は~…え!店長!?」
「はい…すみません…こんな私が店長で…オーナーは別にいますから
雇われ店長です…はい…すみません…」
“すみません”率が上がった…
「あっいえ…私は、三ノ輪 和歌子(ミノワワカコ)です…18歳……専門学生です…」
私は歳のあと“専門学生”と、言おうか悩んだが隠してもと思い告げた
すると、早島はパッと顔が明るくなり「学生さんですか?」と、前のめりになった
