ドSメイドは基本普通の子
第6章 なんと!オーナー登場!
しかし、慌ただしかった…
あの紳士的な男性が…今までに見たことのないぶっちぎりの変態だったとは…
「大丈夫か?――――えっと…美羽…だっけ?」
――――ビック!?!おおおぅ!
強面オーナーに話しかけられた!?何か答えないと!!!
「は、はい――――…ご迷惑かけてしまい申し訳なく思っております」
「プッ――――…何?まだ緊張してんのか?」
オーナーはソファにドカリと座ると私も椅子に腰かけるように手を軽く伸ばした
「――――だって…オーナー…怖い…」
「――――は?怖い!?あ~…アハハハハハ!だよな、怖いよな!プロレスラー見たいだろ?!凄くないか?これでも一年前はただのデブだったんだぞ?」
そう言うとオーナーはポケットからスマホを取り出し私に写真を見せた!
そこには店長の隣で大きな男性が大食いチャレンジ大成功!のVサインをしていた!
「え?これがオーナー?」
「そ、大食い大好きの100キロ越えのデブ!ま~…大河の薦めでジムに通いだしたら…本来の凝り性な性格が合致したんだろうな、みるみる筋肉作りにハマってしまって…今やこの通り!」
オーナーは得意気にポージングし始めた…