ドSメイドは基本普通の子
第6章 なんと!オーナー登場!
「まるで別人ですね――――…」
「そうだな?俺的には変わっていないが…見た目は変わったからな…
だからか、身長もデカイしここまでのマッチョだと怖がられたりプロレスラーに間違われたり当たり前。
ま、この仕事では見た目で大分助かってるけどな?デブの時はオーナーですって出てきても威厳ゼロだったからな」
オーナーはゆっくり濃いめのサングラスを外して私に笑った
「///うわ!目が優しい――――…ですね!サングラスで効果倍増ってやつですか?」
「だよね~、目だけは鍛えられないからっ!眉毛剃ったら良いのかな?どう思う?」
「フフフ、サングラスだけで十分迫力あります…わざわざ、優しいオーナーって分かる部分を消さなくても…
怖がってしまいすみませんでした」
「謝るなって」と、言うとオーナーはサングラスをかけ…ふざけるように悪ぶりながら髪をかきあげた
「君も、見た目とは随分違うんだな――――…笑うと可愛い。無表情の時は“クラブ”の方にスカウトしようと思ったくらいだよ?」