ドSメイドは基本普通の子
第6章 なんと!オーナー登場!
「流石、気配りモンスター…大河は気が利く……俺には?」
お盆の上のケーキを見ながらオーナーは大平さんに聞く
「北村さんには無糖ニンジンケーキとジンジャーエールっす…すごい組み合わせ…」
「大河は俺の好み知ってるからな…サンキュー」
オーナーにも差し入れがあったらしく子供みたいに喜んでいた
「ほら、美羽――――紅茶だ…」
「///ど…どうも…」
さっきの話が頭から離れないが…大平さんの紅茶で一息ついた
「美羽――――悪かったな…気づいてやれなくて…」
突然謝りだ大平さんに私はまたまた、無表情で見つめてしまった!
「――――…あ…え?」
「たまにいるんだよ…M修行してら自分がSさせてもらえるって勘違いしてる変態が…」
大平さんは悔しそうに壁を睨む――――…