ドSメイドは基本普通の子
第6章 なんと!オーナー登場!
「しかし…この無表情さは…あっちでも人気出そうだけどなぁ…」
「北村さん…いい加減にしてください…ほら、美羽の目がどんどん濁っていってます…」
私の頭の中は“風俗”と言う文字で埋め尽くされ始めており…大平さんの言うようにテンションも思考も下がっていっていた。
「大丈夫!大丈夫!もう、スカウトしないから!!大河だけじゃなく輝騎にまで睨まれたら…俺がやっていけないもんな!」
「///え…私は…風俗に行かなくていいんですか?!」
「バカか!アッチとコッチ!店名は似てるけど、別もんの店だ!同じオーナーだからってコッチの奴がアッチに行くことはね~よ!」
――――ほ、本当ですか!?
私は無表情ながらも安堵した――――…