ドSメイドは基本普通の子
第7章 あやふやな日常?!
薄々は感じていたが…
「ほら、その無表情――――…怖いんだよねぇ…
でも、あんな田舎にいたら…喜怒哀楽薄れても仕方ないよねぇ?」
「だよね…山や川見て、喜べないし…怒れない…
家族の会話って…別に無表情でも成り立つしね――――…」
我が家やご近所が特殊なんだと気がついたのは、コッチに出てきてからだし…
いまさら18年染み付いた無表情はちょっとやそっとでは崩れたりしない…
変な話し…テンパっても考え事してても、リラックスしていても無表情なんだから…ど~しようも無い!