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ドSメイドは基本普通の子

第7章 あやふやな日常?!


「///すみません!すみません!本当に助かりました。」


案の定、その日のキッチンは戦場の様な慌ただしさで、いつもおっとりの早島店長ですらせかせかと動いていた!


「いえ、順さんには助けてもらった恩をまだ返せていませんでしたし。あの買い物の量だと…大変そうなのは目に見えていましたから」


「すみません!本当に!!助かりました。美羽さん!私に出来ることがありましたら何でも言ってください!」


私は最後のグラスを洗い終わり…“何でも言ってください”の言葉にピンとアンテナが張った!


「あの!指を――――…指を貸してはもらえないでしょうか!?」


「///は?ん?」


そう、気になっていた!店員の指は長くてキレイ!しかも爪が女性のように細長く幅が狭い!


大平さんに頼もうかと思ったが…厨房仕事の人にネイルをするのは衛生的に良くないし…長さも足りない…


女性の順さんや欄さんに頼んだが…練習の時間が合わないし…看護婦学校に行っている欄さんはそもそも爪を伸ばせない…


で、目をつけたのが店長!!


初めて見たときは綺麗な指と爪で嫉妬したぐらいだ!





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