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ドSメイドは基本普通の子

第8章 再びプレゼント!?


「美羽は僕との付き合ってるんだ!放せ!その手を放せ!!」


男性の目がどんどん血走ってきている!


――――ヤバい!店長ヤバいですよ!!


「美羽さん、大丈夫です。裏口が壊された事で通報は行っています!“フリーセキュリティ株式会社”の警備員が駆けつけてくれます!」


こそっと耳打ちしてくれた内容にホッとするが…いまだに緊迫した状況は変わらない!


「美羽――――…美羽…僕は君と出会って救われたんだよ?

僕の話を最初から最後までちゃんと聞いてくれてのは美羽が初めてだった…嬉しかった――――…僕は美羽が一瞬で好きになった!美羽だって…僕の事が好きだから夢に出てきてくれたんだろ?」



――――は?夢に出てきた?



「君はいつもの無表情だけど…夢の中では笑顔で僕と///あんな事やこんな事…好きじゃないと何度も何度も///あんな事しないよぅ~!」



――――夢で何したのおおぉ!!!



「お言葉ですが…それは“夢”でございますよね?

現実、美羽は貴方と何の関係もありませんよね?客と店員――――…それだけの関係ですよね?」


「違う!違う!違う!僕たちはちゃんと愛し合っている!僕たちは///結婚するだから!」



――――ヒャァ!!そんな話し知らないぞ!!




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