
ドSメイドは基本普通の子
第10章 ツンデレ小娘君!?
「///かっ――――カッコいいとかっっ言わないでください!美羽さん!」
「――――あっ、ごめん!」
慌てる宮ちゃんに“カッコいい”は禁句だったか?と、とっさに謝ったが…
「カッコいいより、可愛いって言われた方が良いのか?貪欲だねぇ新人は」
と、大平さんはスルーしてくれた。
「///そ、そうですよ――――…」
――――あ~…睨んでるなぁ…ゴメン宮ちゃん!
「三ノ輪…そこ、もう少し強めの方が俺は好きだけど…」
「はい!――――ここですか?」
手のひらをマッサージしていると指と指の間を強めにと言われ四苦八苦する。
「――――美羽さん…不器用なんですか?」
――――ドキ…そう言う訳じゃないけど…
なんか…ツボを外すと言うか…なんか…違う見たいで…
「だから――――…その無表情…怖いってば…」
――――ご、ごめんなさい!
