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ドSメイドは基本普通の子

第10章 ツンデレ小娘君!?


「大丈夫ですよ。そんなしょっちゅう変なことに巻き込まれてませんし。」


「本当かよ…」



――――心配してくれてるのかな?優しいなぁ~。



二人で駅まで来ると「少シイイデスカ?」と声をかけられた。


「――――はい?」


宮ちゃんと振り向くとそこには…アンケート用紙を持った長髪の男性が立っていた。


「アンケート、イイデスカ?」


――――うわ、外人さん?背が高いなぁ…日本語上手だなぁ…



「――――はい。いいですよ?」


「ちょっと!あんた!」


宮ちゃんは引き受けた私に慌てたが私は、手渡されたアンケートに答え始めてしまった。


――――ん?ダメだった?



「oh!アリガトウゴザイマス。」


「――――あ!住所とか名前とか書くな!」


「え!?――――あっ…うん。」


アンケートに答えて最後に名前を書く所まで行くと慌てて宮ちゃんが止めにかかった!


「バカか!――――変なことに使われるかもしれないんだぞ!気を付けろ!」



「無記名デモ、OKデス!」


「あっ…なら、無記名で…」



――――そうだね!言われてみれば!



「ほら、行くぞ――――!ったく、危ないやつ!」



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