ドSメイドは基本普通の子
第12章 白ジャム+α
「~…ん…」
「おい///変な声出すな――――!」
――――キャー!宮ちゃん!?そんなこと言ったら!撮影しているお客様が…何を想像するか分からないじゃない!?
って、案の定“変な声”イコール“エロい声”だと思った撮影客が興奮して「もっと寄り添って!」だの「頬寄せようか?!」とかどんどん注文が増えていく!
――――これ以上長引いたら…本当にピンチかも!?
私は密かにスカートの裾をギュッと掴み尿意と戦った!
「二人ともありがとう!」と、やっと解放された私はすぐさまトイレの方へ視線を向けた――――…が!
「お疲れ様――――…さぁ、座って!?」
と、ハーブ好きの客が私をエスコートするように席に戻してしまった!?