
ドSメイドは基本普通の子
第12章 白ジャム+α
――――ヤバい!限界だよぉぉぉぉぉ!
「すみません。美羽にお得意様よりお電話でして…
ご主人様には申し訳ないのですが、席を外す許可をいただきたいのですが。」
――――え!店長?
無表情ではあるが…多分涙目の私はゆっくりと顔を上げる…
「そう――――ですか。電話……それは待たせて行けませんね。ほら、美羽さん…行ってください?」
しかし、膀胱破裂寸線の私はそこからピクリとも動けない!
――――て…店長…助けて…
「ほら、美羽さん?電話の相手を待たせては行けませんよ?」
神父の服装をしたハーブ好きの男性は私がピンチなのを知ってか知らずか?笑顔で肩にポンと触れた!
「~~~~~~!!!」
――――ヒッ!?もう…漏れてしまう…
