
ドSメイドは基本普通の子
第12章 白ジャム+α
やっと――――…尿音が終わる頃…
店長が「頑張ったね…偉かったよ」と、おでこにキスをしてくれた…
私は恥ずかしさとパニックで無表情だったに違いないが…店長は嬉しそうだった…
「このまま…時が止まればいいのにって…思ったくらい至福の時でしたが――――…さすがに…美羽さんはそうも行かないですよね?
あの客…半殺しにしとく?」
――――え!えぇ!店長!?今なんて!
「フっ――――そんなことしませんよ…」
店長が私の背中を擦り落ち着かせてくれたが…今の店長の発言は…怪しくてしょうがない…
「さ――――…私はホールに戻りますが…美羽さんは落ち着いたら…キッチンに来てください…甘いものを用意しておきますから。ね?」
私はコクンとうなずくと一気に脱力した…
