ドSメイドは基本普通の子
第2章 スペシャルなSではなく!?
「す、すみません!私がちゃんと説明しなかったのが悪かったんです!すみません!すみません!」
「///いっいえ!私がちゃんと仕事内容を聞かなかったのが原因ですし…」
しかし、まいったなぁ――――…
私はキッチンからホールを見ると…
不思議な光景である…
“ご主人様”と呼ばれているお客様は“メイド”である店員に酷いことを言われて喜んでいるように見える…
「あ…あの~…本当にエッチなお店では無いんですよね?」
恐る恐る店長に訪ねると、慌てたように「違います!勘違いさせてすみません!」と、涙目になっている