テキストサイズ

ドSメイドは基本普通の子

第12章 白ジャム+α


「あの…店長さん…私は、たまたま――――」


「たまたま…美羽さんの後をつけたと?と、言うか…すでに美羽さんのアパートを知っているような…足の運びでしたね?」



見事に動揺をしてくれる――――…この人はバカなのか?


多分…大バカだ。



「――――なっ何を根拠に…」


「根拠?――――この袋小路もチェック済みですよね?女性を連れ込んでイタズラするには…いい場所だ…私でもここを使う」



体に力が入った――――…図星かな?



「そして――――…毎度、毎度…プレゼントに自家製の“白ジャム”まで…精が出ますね…」


「――――!?な…何の事ですか!」


紙袋を男性の目の前に投げると…小瓶では有るが…精液のたっぷり詰まった瓶がコロコロと地面に転がった。



「1ヶ月…毎日何回出せば――――…こんなに貯められるですか?」



男は後退りしながらも…その瓶に視線を落とした。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ