ドSメイドは基本普通の子
第12章 白ジャム+α
意地悪な事を考えていると…男性は目を輝かせて躙り寄る。
「///ハァハァ…泣いて…いましたか?それとも…解放感から笑っていましかた?――――あぁ…美羽…あの無表情を崩したい…」
なるほど…彼は美羽さんの無表情を崩したくてこんな事を…
「それ繋がりで…“白ジャム”ですか?」
男は道に転がった自分の精子ジャムの瓶を拾うと気持ち悪い顔で微笑んだ。
「ええ――――…これも…これを毎月受けとる彼女の顔を想像していました。
店ではあんなに無表情な彼女も…さすがにこれを受けとり手に取った時には…無表情も歪んだのでしょう?フフフ…ふふふふ…」
最悪です…こんな気持ち悪い笑顔…
美羽さんが見なくて良かった。
「そうですね――――…美羽さんは……トイレでもこれを受け取った時も――――…」
「どうだった!?彼女の反応は!?」
あぁ…不愉快です…
「――――…教えません。」
「え?――――は?
それはないだろ!?私たちは同士だろ!美羽のあの無表情の先を見たなら!!教えるべきだろ!?」