ドSメイドは基本普通の子
第13章 男の娘王子と鈍感姫
「///苦しくないか?」
美羽は、無表情で首肯く…
――――なんか…キョロキョロして…こいつも緊張とかしてんのかな?
ホームに着くと…更に人が入ってきて流石に僕と美羽の距離が近くなる!?
僕の胸に顔を押し当て、無表情ではあるが…その中に困った色も見受けられる。
僕も――――…困ってしまう…
こんなに…この女と密着することなんて無かったから…
「――――んっ、ぁ!」
――――ぅわ!な…なに?苦しかった?
「///へ、変な声だすな…バカ…」
「ごめん――――…」
謝りながら…僕を見上げる美羽に!息を飲む!
――――なっ、こんな顔も出来んの?こいつ…
笑顔とか…困り顔とか…
///――――…可愛い…