ドSメイドは基本普通の子
第13章 男の娘王子と鈍感姫
「――――ごめん…僕が…こんな場所に誘ったりしたから…」
手にしていたクレープはすでにぐちゃぐちゃで…食べられる状態じゃなかったけど…
美羽はそれを受けとると…形を綺麗にして微笑んだ…
「///楽しい。人がいっぱいで…賑やかで…明るくて///地元のお祭りより盛り上がってる――――…宮ちゃん、ありがとう。私…楽しい。」
――――///な…なんで笑顔なんだよー!僕は何もしてない!!
「///僕――――…」
「はい。クレープ、美味しいよ?」
綺麗に形を整えてくれたクレープは…今まで食べたことないくらい凄く美味しくて…僕は…胸が熱くなるのを感じた…