ドSメイドは基本普通の子
第14章 縄師の願望!?
「では、始めま~す!」
あわりさんの掛け声でスーツさんは目隠しをされたまま真っ赤な縄で縛られていく。
全裸だと思われていたスーツさんは一応…股間の大事な部分が隠れるくらいの下着は着用していて内心ホッとした。
男性の一部を生で凝視するのは抵抗があったから助かった。
「///ハァハァ…きっ気持ちいいですぅ~!」
「うるさい!縛るの集中してるんだから黙ってて!このブタが!」
「はいぃ~!///美羽も…見てる?///ハァハァ…美羽…私の姿…綺麗かい?」
――――綺麗…かと聞かれても困るなぁ…
「――――…」
私は答えたらいいのか悪いのか分からず…店長を見る…が、店長はあわりさんの指示でロープの準備や締め付けの手伝いをしている。
――――忙しそうだなぁ…あんな風に縄で人を縛るの…大変そうだなぁ…
「――――あの…そこの結び目を近くで見てもいいですか?」