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ドSメイドは基本普通の子

第15章 無表情VS天使


あわりさんのオフィスの件から…数日が過ぎ…



ネイルの授業もバイトも順調なある日、雑誌の取材をしたいとカフェに連絡が入った。


「は?SM専門雑誌が…取材?」


「はい~!是非、こちらのお店で可愛いメイドちゃんたちと一緒にある企画をしたくてですねぇ…」


店の奥で店長と雑誌の編集が話し込んでいる。


――――取材?…ん~その日は絶対シフト入らないようにしないと!


どこで誰が見るか分からないし…大平さんに聞くとそこの雑記はコンビニで気軽に帰るソフトなSM雑誌だと言う。


――――大平さんも雑誌とか買うんだなぁ…



「おい、三ノ輪…今、変なこと考えなかったか?」


「――――いえ?大平さんも男性ですし…ね?」


「“ね?”じゃねーよ!“クラブ”でも働いてるから…それ系の雑誌は嫌でも目につくだけだからな!」


――――そうなんだ。別に…そんなにフォローしなくても…





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