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「うわ！大平さん必死！美羽…大平さんって絶対ムッツリだから！気をつけて」


「は？宮テメ～…適当なこと言ってんじゃねぇ～よ！

それにな！男は皆、ムッツリなんなだよ！女のお前に何が分かるんだ！」


――――宮ちゃん…男なのになぁ…


「は！大平さん！///男が皆ムッツリな訳ない！偏見です！ぼっ…わ、私は違うから！」


――――宮ちゃんも…変な返ししないように！男だってバレちゃうよ！？



「お前の今まで付き合ってきた男がど～かは知らねぇ～よ！ったく、早く準備しろ！仕事始まるぞ！」


大平さんに散らされて私と宮ちゃんはホールの準備に入る。


「和歌子、大平さん絶対ムッツリだから！」



宮ちゃんは学祭以来私を二人っきりの時は本名で呼ぶようになったがお店ではちゃんと“美羽”と源氏名で呼んでくれる。


「///男は皆ムッツリなの？」


「和歌子！真に受けんな！」


――――フフフ、宮ちゃんも必死！可愛いなぁ！