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ドSメイドは基本普通の子

第15章 無表情VS天使


「はい!お疲れ様でした!雑誌が出来たらお届けしますので!楽しみにしていてください!」


「大河さん!凄く楽しかったです!今度はプライベートで来ますね!」



「はい。こちらこそありがとうございました」



あわりさんは満足したのか編集者とAV男優さんを連れて帰っていった…



「な――――…なんだったの?あのアバズレ!」


あわりさんたちが店を出て行ったとたん欄さんがイライラしながらおしぼりを投げた。


「本当に!美羽の客をかっさらっていた!むかつく!」


宮ちゃんも欄さん同様あわりさんの言動に苛立っていたらしい。



――――別に楽だったからよかったよ?


「すみません。まだ、お客様もおりますし…通常業務に専念してください。今日は、このままかつらと眼鏡は着用で――――…すみません」



店長はやっとホッとしたのか少しやつれた感じがした。



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