ドSメイドは基本普通の子
第15章 無表情VS天使
その後、私は通常通りバイトを続けた。
少し不思議だったのが…
あわりさんにきつめの踏みつけをお願いしていた眼鏡さんが再び私に踏みつけを頼んで来たことだった。
「///せっかくだから――――…美羽ちゃんにも踏んでもらいたい…なぁ…」
と、少し遠慮がちに言ってきたのにビックリしてジーっと眼鏡さんを見てしまったのだが…眼鏡さんは私の無表情に鳥肌を立てていた。
――――せっかくだからって…意味か分からない……まっ、いいか!
閉店間近で頼まれた踏みつけで眼鏡さんは白目を向きながらヨダレを流していた。
私には…その感覚はよく分からないので…スルーしておいた。