
ドSメイドは基本普通の子
第16章 初めてのAV!?
――――困ったなぁ…どうにか連絡をしないと…
私はスマホを鞄から取り出す――――と、撮影スタッフから「すみません…撮影中はスマホ禁止で!」と、電源オフを言われ渋々承諾した。
――――困ったなぁ…欄さんも宮ちゃんも心配しているよなぁ…
とりあえず…お店の誰かに連絡してもらおう!
私はマコトさんを部屋の隅に呼び…「連絡――――…店に」と、変な暗号状態で伝えてしまった。
「///お、おう!了解――――…店の了解は大事だ!」
と、どこがに電話し始めた!
「あっ――――もしもし?ど~もマコトっす!あ、はい!美羽ちゃんを借りてます!はい、撮影に――――…はい!アドバイスもらいたくて!は~い!よろしくっす!」
――――か…軽くないか?何処に電話したのよ!
「ちゃんと、“クラブ”の方には連絡しておきましたから!」
――――は?“クラブ?!”いやいや…私はそっちには所属してないから!?
いくら“カフェ”と“クラブ”が関連店だからって!
私が“クラブ”でも働いてたとでも…思ったのだろうか?
――――もう、それじゃぁ!誰にも伝わらないじゃん!!!
