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ドSメイドは基本普通の子

第18章 正月!和服姿のメイドたち!


「おい、三ノ輪。暇なら、この甘酒欄のテーブルに出してくれ」


初詣でテンションが上がっている私に大平さんが声をかける。



――――あっ、はい!



「ん?なんだ――――いい事でもあったか?」



最近、私の顔色で気持ちを判断することができるようになった大平さんが私のウキウキに気づいた。


「///ヘヘヘ…はい。初詣行くんです」



「初詣?――――誰と!?」



「店長とですよ?この衣装貸してくださるって!///これを着て外に出られるなんで…テンションが上がります」



「――――へぇ…店長…抜けがけ…って、楽しみなのは衣装かよ」



――――ん?和服で初詣!初めてです!テンション上がります!



「ふ~ん、仕事終わりなら…俺も行こうかな」



「いいんじゃないですか?」



私はカウンターに出された甘酒を欄さんのテーブルに運んだ。



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