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――――…


「で…なんで大平さんまで…」


「うるせぇ…俺もまだ初詣行ってないんで！」



仕事終わりにお店の衣装を借りて初詣に来たわけだが…


結局、私と店長だけでなく…


大平さん、欄さん、宮ちゃん、クリスまでついてきた！



「これじゃぁ…繁栄祈願と思われてしまいますね…」



――――なんか、皆さん初詣に行ってないみたいで…



「美羽さん――――…いや、すみません…この際…皆さんで行きましょう」



――――はい！



「衣装で出掛けるなんて、店長も粋なことしてくる～！」



宮ちゃんは可愛らしく笑うと、私に腕を絡ませて来た！



「あぁ見えて、店長…侮れないから！」



――――ん？宮ちゃん…何言ってるの？



「あ！こら、ブスッ！私の美羽ちゃんにベタベタするな！」



子猫のようにまとわりつく宮ちゃんを欄さんが邪険に扱う。


「うっせぇ！ババァ！お前は大平と歩け！デカイ同士お似合いじゃ！」


――――宮ちゃん？！欄さんそんなに大きくないってば！大平さんは…デカイけど！



「はぁ！ガキよりましじゃ！離れろ！」



欄さんは私と宮ちゃんを引きはなそうと引っ張る！



「キャハハハ！////二人とも仲がいい」



「「いや！よくないから！」」



――――あ、ハモった！仲いいじゃん！