ドSメイドは基本普通の子
第3章 何故か…ファンが!?
「では、美羽さん頑張って」
そう言って席へ戻ろうとする順さんの腕を私はガッシリと掴んだ!
「///じゅ、順さん!私はどうしたら!?」
いきなり腕を掴まれた順さんは驚いた表情を見せた
「///あら――――…言われてみればそうですわね?…キャラ作りも出来ていない美羽さんですから――――…そうだ!ご主人様のリクエストに答える感じにしたらいかがかしら?まずは、そこから始められるのも良いかと…」
「リクエスト…ですか…が、頑張ります!」
順さんは「無理はしないくださいね」と、私の頭をナデナデして席に戻って行った
///大きくなってから頭をナデナデされるとは思わなかった…
順さん…凄い母性だなぁ…
と、チラッと順さんの担当している席を見ると…
お客様が見事に微動だにせず順さんの帰りを待っていた…
流石――――…躾の順さんの…お客様を手懐けてる…