
ドSメイドは基本普通の子
第21章 教育者的指導!?
アパートが立ち並ぶその一件に私は入った。
真新しい綺麗なアパート…
壁も白くてお洒落である。
――――102号室…
一階の…奥…
一階のちょっとした廊下を奥に進む。
「102号室…ここ…」
目の前の扉に私はインターフォンを押す。
「――――」
もう一度…
「――――」
やっぱり…私の思い込みだったのか…
もう、宮ちゃんは出かけて―――――――
ガタッ
――――ん?
私は扉に耳を付けて中の様子に聞き耳を立てる!
今――――…物音が?
更に耳をすます…
「――――」
やっぱり…気のせい?
「――――ン…ン…」
ガタッ…コロコロ…――――ゴン!?
「宮ちゃん!?」
私は慌てて扉を激しくノックした!
