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ドSメイドは基本普通の子

第21章 教育者的指導!?


私は傘を手に、裏の塀をよじ登った!


宮ちゃんの部屋が一階で良かった!


塀をどうにか乗り越えアパートの庭部分に私は侵入し――――



宮ちゃんの部屋のガラスめがけて大きく傘を振り抜いた!




ガッシャーーーーーーン!!!



と、豪快に割れたガラスに向かって私は勢いよく飛び込んだ!



「ウギャァ――――!あっ、あんた!!メイドカフェの!?」



割れたガラスの向こう側に!



全裸で縛られ!口を塞がれ…


髪を無惨にもバサバサに切られ横たわる宮ちゃんの姿が視界に飛び込んで来た!



「宮ちゃん!」



「ンンン――――!ンン!」



身体中をボコボコに殴られたのか!赤いアザや青いアザまで見える!


華奢で細い体は見るからにボロボロで、こんな状況で飛び込んでいなかったら悲鳴をあげていたかもしれない!




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