
ドSメイドは基本普通の子
第21章 教育者的指導!?
宮ちゃんの体をボコボコにした上に性的なひどい事までしておいて…
“男に興味ない”
と、店長に傘を振るう下ネタ男に私は怒りがこみ上げてしょうがなかった!
しかし、どうにか言い返したいのに――――
体が!口が言うことをきいてくれない!
「美羽さん!宮さんを支えて外へ――――…ガラスが散らばっているから!気をつけて!」
「はい!」
私は応戦している店長の背から宮ちゃんをかばうように寝室に向かい――――…ガラスの破片で傷がつかないように自分の履いていた靴を脱ぎ宮ちゃんに履かせた!
「宮ちゃん!外に出よう――――大丈夫!私が一緒にいるから!」
「和歌子――――足…」
「私は大丈夫――――…宮ちゃんは裸足だから!これ履いて!」
本当は抱っこして外に出たいのだけれど――――…さすがに抱っこ出来ない!
