テキストサイズ

ドSメイドは基本普通の子

第23章 妄想2次元住人!


店長は少しガッカリした顔を見せて…キッチンに消えていった。



――――…ん?変な店長…



ちらほらいるお客様の注文を聞きながら穏やかな時間が過ぎていく。



今年中に合格して!早く就職先を見つけないと!


私の目標はネイリストでちゃんと食べていけること!


はぁ~!夢が膨らむ…






「oh…――――…美羽サン…何ヲ考エテマスカ?顔ガ…怖イデ~ス!」



――――え?怖い?



クリスの言葉にとっさに鏡を見る!



と、そこに写っていたのは…無表情ながら…ふてみに口角の右だけが上がった…何とも表現しにくい顔…



――――…うゎ…怖い…



我ながら…これはひどい…



鏡を見ながらニッコリ笑う練習をしてみたが…



「oh!!!ホラーデス!」


と、再びクリスを怯えさせてしまった…



――――うん…笑うの無しの方向で行こう…



私は自分の無表情がここまで深刻だと…初めて気がついた…





ストーリーメニュー

TOPTOPへ