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バイトが終わると、いいタイミングで宮ちゃんが裏口からから入ってきた！



「和歌子――――！送って行ってやるよ！」



――――毎度、毎度…恐縮です！



大学に入学して毎日忙しいのに、元バイト先に顔を出すなんて…何て人情味のある子なんでしょ！


顔も可愛いのに！心まで可愛いなんて！


宮ちゃん――――天使！



「また来たのかよ…暇なのか？この、色ボケ大学生！」


「はあ！大平さんだって…毎日毎日…パイ作りお疲れ様で～す！気になる子の好物も知らずにせっせと”多分好きだろう“って予測だけで作り続ける健気さに頭が上がりませんよ！」


最近…大平さんと宮ちゃんとの距離がググッと近くなったきがする！


もう、二人ともなかよしですね！