ドSメイドは基本普通の子
第24章 フィギュア愛好家の魔の手!?
私は指名の入った席に向かい接客に専念した。
チラッとカウンターを見ると宮ちゃんとクリス、店長がなにやら楽しそうに話していた。
アニメで盛り上がった事が地元ではなかったから凄く新鮮!
私の住んでいた田舎はほとんどが年配者ばかり…
時代劇や二時間サスペンスが熱かったことを思い出す。
やっぱり…
――――都会は違うなぁ!
帰ったらスカルプの練習しながらアニメもう一度見てみよっと!
「み、美羽ちゃん!――――…相変わらずの睨み…ゾクゾクする!」
――――…いや…睨んでないんだけど…
「///へへへ…幸せっす!」
「――――恐れ入ります」
――――だからぁ…睨んでないのに!
…まっ、いいか。