
ドSメイドは基本普通の子
第26章 騎士たちの緒戦!
その頃…ダッシュで遊歩道を駆ける早島の目に――――…大柄の男が目に飛び込んできた!!
「こ~た~ろ~………え!?」
みどりの壁が綺麗に道路沿いを隠す…そんな遊歩道で倒れている大きな男を発見する!
「///和歌子から離れろ!!」
てっきり、和歌子に覆い被さり路上で事を為そうとしていると思った早島は、カッと一瞬のうちに血が頭に登りその場所に駆け寄る!
が――――…
カフェをニコニコ顔で出ていった小太郎はそこにはおらず…
それどころか…遊歩道を、塞ぐように大の字でうつ伏せ状態で一人倒れていた!
「――――小太郎…?」
早島も倒れている小太郎に訳もわからず頭がこんがらがる!
