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ドSメイドは基本普通の子

第27章 【最終章】ドSメイドは基本普通の子


自然に涙が溢れる――――…



「会いたい…


会いたい――――…みんなに……」




ふと、自分のスマホを見かけないことに気がつく。



「――――スマホ…そうだ…スマホ――――…」




私はキョロキョロとスマホを探し始めた。



――――そう言えば…あの日、持っていた鞄に入っていたはず…



事件は1年前の事だが…私は昨日の事のように思い出せる。



「鞄――――…鞄…」



部屋を物色してみる。




しかし、あの日の鞄も…スマホも見当たらなかった。



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