ドSメイドは基本普通の子
第5章 ご主人様…無理ですよ!
「お待たせしました、紅茶とスコーンでございます」
お客様に紅茶とスコーンを差し出す
「ん~、美味しそうです。ありがとう」
と、これまた紳士的に答える
――――やっぱり…この方を接客するのは初めてのような…
こんなインパクトがある人なら覚えてるはずなのになぁ…
「///美羽さん、無表情で私を見つめて…照れてしまいますよ」
げげ――――…ヤバイ、また考え事を!
「――――すみません…何かわたしくに申し付けることはございませんか?」
マニュアルどおりであるが…何かさせてもらわないと…
「そうですね…///では、私の隣に座りませんか?」
「はあ?隣ですか――――…何故ですか?」
「///あっ、嫌でしたら…///無理にとは言いませんが」
やっちまった!――――…つい、いつものように…突っ込み勢いで疑問を返してしまった!