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ドSメイドは基本普通の子

第5章 ご主人様…無理ですよ!


「大平さん――――…オーナーに連絡を…それと、【クラブ】の、方へ連絡を」


何事かとキッチンから出てきた大平さんに店長が何か言付けると大平さんは「分かった」と、すぐに何処かへ連絡した


「お客様――――…美羽が痛がっております…手を離しては頂けませんか?」


「///ハァハァ…そうか?痛気持ちいいって顔だろ?俺は分かるんだよ――――…ドM女の本心が」



「…いや、本当に痛いです!」


興奮しているのか男性はどんどん声が大きくなり…とうとう店内のスタッフやお客様まで私たちを見ていた!



「美羽ちゃん!」

「あらあら…美羽さん…」


欄さんも順さんも私たちの騒動に驚きながら様子を伺っている!


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