ドSメイドは基本普通の子
第6章 なんと!オーナー登場!
「早島さん…北村さんすぐに来るって」
大平さんが戻って来ると店長に耳打ちをする
「そうですか――――あの人の事です…すぐに来るでしょう…柚さんは?」
「柚さんも直ぐに来るそうです」
だ…だれ?北村さん?柚さん?
相変わらずパニックの私にスーツ男性はハァハァと興奮状態!
「さぁ、美羽――――…奥の部屋で楽しもうか?」
え――――!?ここのカフェには奥の部屋なんてありませんよ!?
スタッフルームがあるだけですよ!!
「お…お客様――――…本当に何か勘違いしてますよね?」
「ん?美羽?何をいっているんだい?ここはそう言う…お店だろ?」
――――そう言う?お店?
って!どういうお店だよ!!
本当に困った…困ったよ――――!
と、顔には出ていないがあたふたしていると…お店のドアが勢いよく開いた!