ドSメイドは基本普通の子
第6章 なんと!オーナー登場!
「――――だ、だれ?」
扉の方を見るといかにもヤバそうな強面の男性が私とスーツ男性の元へとズンズン向かってきた!
「お客様――――…店内での横暴な振る舞い…恐れ入ります――――」
「ひっ!な…なんだよ!」
――――ぅわ…プロレスラー?ってくらいデカイし…体つきも…スーツ男性と同じくスーツ姿ではあるけど…
ヤバいくらい威圧感が違う!!
サングラスもヤバい!って!!怖いってば!!
「申し遅れました…私くし…ここのオーナーの北村と申します!」
「///オーナー…?」
「なんだよ!オーナかよ!なら、話は早い!私は美羽を買い取るよ」
「その件でしたら…場所を変えて話をしましょうか?――――早島…個室を」
「オーナー…よろしいのですか?」
「大丈夫だ、柚もくるんだろ?」
強面オーナーに言われ大平さんが「はい、連絡しました」と、答えると――――…ニヤッと笑った